健康な生活を送るためには、血圧の管理が欠かせません。
特に、高血圧や循環器疾患のリスクがある方にとって、定期的な血圧測定は必須です。
自宅での血圧測定は、医師の診察室での測定とは異なり、よりリラックスした状態で日常的な血圧の変動を捉えることができます。
そのため家庭での血圧測定はかなり有用となっています。
ですが、正しい方法で測定しなければ、正しく血圧を測ることができない可能性があります。
この記事では自宅での血圧測定の正しい方法と注意点を詳しく解説します。
血圧とは何か?
血圧は、心臓が血液を全身に送り出す際の圧力です。
これは、「収縮期血圧」と「拡張期血圧」の2つの数値で表され、例えば120/80 mmHgという値では、120が収縮期(心臓が収縮して血液を押し出す時の圧力)、80が拡張期(心臓がリラックスして血液を取り込む時の圧力)を示します。

自宅で血圧測定する際の正しい順序
- 血圧を正しく測るには準備が大事
- 正しい姿勢で測る
- 正しくカフを巻き付ける
- 結果はしっかり記録する
準備
測定前には、少なくとも30分前からリラックスするようにしてください。
カフェインやアルコールの摂取、喫煙は血圧を上昇させる可能性があるので避けるようにしましょう。
また、トイレを我慢していると血圧が上昇することが多いので血圧を測る前にしておくほうがいいです。
正しい姿勢を維持する
椅子に座り、背筋を伸ばして背もたれにもたれかかります。
足は床に平らに置き、足を組まないようにしてください。
測定する腕を心臓の高さに保ち、机などの上に置くと良いでしょう。
カフの正しい装着
カフを腕に巻く際には、肘の上約2cmくらいの場所にしっかりと固定します。
このとき過度に締め付けないように注意してください。
また、カフを巻く腕は出しておくか薄手のシャツなどにしておきましょう。
測定の実施
リラックスした状態で、深呼吸をしながら測定ボタンを押します。
測定中は静かに待ち、動かないようにしてください。
最低2回は測るようにしてください。
結果の記録
2回以上測った測定値を記録して日々の変動を確認します。
このようにすることで、長期的な血圧の状況を把握でき血圧に異常があるときはいち早く気付くことができます。
注意すべきポイント
- 定期的に測定する
- 信頼できる機械を使う
- 異常があるときは診察を受ける
注意すべきポイントとしては、定期的に測定する、信頼できる機械を使う、異常があるときは診察を受けるということが挙げられます。
定期的な測定
血圧は一日の中でも変動するという特徴を持ちます。
なので日に複数回、異なる時間帯に測定することで、日中の血圧の変動を把握することができます。
例えば朝起きてすぐ、昼ご飯を食べた後、晩ご飯の後などのように、できるだけ同じ時間帯で同じ条件で測ることが望ましいです。
機器の選択と管理
機械によっては正しく測れていないといったこともあり得ます。
特に低価格帯のものでは誤差があったりして信頼しにくいものもあるみたいです。
また、正しく測れていたものが不具合や故障などで正確ではなくなることもあります。
なので、信頼できるメーカーの自動血圧計を使用し、定期的に機器の調整や校正を行うことが重要です。
医師との相談
複数回血圧が高かったり、低かったりする時や頭痛などの自覚症状などが出ている時は、速やかに医師の診断を受けるようにしましょう。

まとめ
自宅での血圧測定は、病院で測るよりも信頼出来るものとなります。
というのも、白衣高血圧というものがあり、病院で測るときだけ血圧が高くなる事が多いからです。
また、その逆で病院で測った時は正常だけど、自宅で測ると血圧が高くなる仮面高血圧というのもあります。
なので、自宅で血圧を測る事はとても重要となってきます。
正しい測定方法を守ることで、より正確な血圧データを得ることができ、日々の血圧の変化をしっかり捉える事ができます。

この記事を書いた人 Wrote this article
ゆうぞう
みなさんこんにちは! このサイトを運営しているゆうぞうと申します。 現在はとある調剤薬局で管理薬剤師をしております。 このサイトでは将来生活習慣病で困ることの無いように、今からできる対策などについて情報発信していきます。