血圧が高めと言われて、家庭でも血圧を測ろうと思ったとき、
「朝と夜、どちらに測ればいいの?」
「起きてすぐ測ってもいいの?」
「薬や朝ごはんの前後はどちらがいいの?」
「毎回数値が違うけど大丈夫?」
と迷う方は多いと思います。
結論からいうと、家庭血圧は朝と夜の2つのタイミングで、できるだけ同じ条件で測ることが基本です。
朝は、起床後1時間以内に、トイレを済ませて、朝食や服薬の前に測ります。
夜は、就寝前の落ち着いた時間に測ると続けやすいです。
また、家庭血圧は朝に1回、夜に1回だけ測るというより、できれば朝に2回、夜に2回測り、それぞれの平均を記録すると考えると分かりやすいです。
ただし、忙しくて2回測れない日があっても、測定をやめる必要はありません。
1回だけ測れた日は、その数値を記録しておきましょう。
大切なのは、完璧に測ることよりも、同じ条件で続けて記録することです。
家庭血圧は朝と夜に測り、それぞれ2回の平均を見るのが基本

家庭血圧は、朝と夜の2つのタイミングで測るのが基本です。
さらに、朝に1回だけ、夜に1回だけ測るのではなく、できれば朝に2回、夜に2回測り、それぞれの平均を記録すると考えると分かりやすいです。
たとえば、
・朝:2回測って平均を記録する
・夜:2回測って平均を記録する
という形です。
血圧は、1日の中でずっと同じ数値ではありません。
起床後、食事、運動、仕事、ストレス、入浴、飲酒、睡眠など、さまざまな影響を受けて変動します。
そのため、たまたま1回高かった数値だけを見て不安になりすぎる必要はありません。
大切なのは、できるだけ同じ条件で測り、朝と夜の血圧を続けて記録することです。
朝と夜の血圧を記録しておくと、
・朝に高くなりやすいのか
・夜も高めが続いているのか
・日によって大きく変動しているのか
・病院で測った血圧と家庭血圧に差があるのか
といったことを確認しやすくなります。
病院や健康診断で血圧が高めと言われた方は、まず1週間ほどでもよいので、朝と夜の血圧を記録してみましょう。
毎日完璧に測れなくても大丈夫です。
忙しい日や体調がすぐれない日は、1回だけの測定になってもかまいません。
まずは「朝と夜に測る習慣をつける」ことが第一歩です。
測った血圧は、スマホアプリでも、紙の血圧記録ノートでもかまいません。
次回の受診時に見せやすい形で残しておくと、医師にも相談しやすくなります。
朝の家庭血圧は起床後1時間以内・朝食前・服薬前に測る

朝の家庭血圧は、起床後1時間以内を目安に測ります。
流れとしては、
・起きる
・トイレを済ませる
・椅子に座って少し落ち着く
・朝食や服薬の前に測る
この順番で考えると分かりやすいです。
朝は、体が活動を始める時間帯です。
起きてすぐの血圧、朝食後の血圧、動き回った後の血圧では、数値が変わることがあります。
そのため、毎日バラバラのタイミングで測ると、本当に血圧が変わっているのか、測る条件が違うだけなのか分かりにくくなります。
朝の血圧を測るときは、できるだけ同じ条件にそろえることが大切です。
特に、朝食の後や、薬を飲んだ後に測ると、食事や薬の影響を受けた数値になることがあります。
血圧の薬を飲んでいる方は、基本的には朝の服薬前に測ると、医師が薬の効き方を判断しやすくなります。
ただし、医師から測定タイミングについて別の指示がある場合は、医師の指示を優先してください。
朝は忙しい時間帯なので、毎日完璧に測るのが難しい方もいると思います。
その場合は、まず「起きてトイレを済ませたあと、朝食前に測る」と決めておくと続けやすくなります。
血圧は1回だけの数値で判断するよりも、同じ条件で続けて測った記録を見ることが大切です。
朝の家庭血圧を記録しておくと、朝だけ高くなりやすいのか、日によって大きく変動しているのか、病院の血圧と差があるのかを確認しやすくなります。
夜の家庭血圧は就寝前の落ち着いた時間に測る

夜の家庭血圧は、就寝前の落ち着いた時間に測るのが基本です。
朝と同じように、夜もできるだけ同じ条件で測ることが大切です。
夜は、1日の疲れ、仕事や家事のストレス、夕食、入浴、飲酒、運動などの影響を受けやすい時間帯です。
そのため、日によって測るタイミングが大きく違うと、血圧の変化が分かりにくくなります。
夜に測るときは、寝る前に椅子へ座り、少し落ち着いてから測りましょう。
入浴の直後、飲酒の直後、運動の直後、食後すぐなどは、血圧が変動しやすいタイミングです。
できるだけ体が落ち着いた状態で測る方が、日々の血圧の傾向を見やすくなります。
夜の測定を続けるコツは、毎日の流れに組み込むことです。
たとえば、
・歯みがきの後に測る
・寝る前に測る
・寝室へ行く前にリビングで測る
・血圧ノートを血圧計の近くに置く
というように、測るタイミングを決めておくと習慣にしやすくなります。
夜の血圧を記録しておくと、朝の血圧との違いも確認しやすくなります。
朝は高めだけれど夜は落ち着いているのか。
朝も夜も高めが続いているのか。
日によって大きく変動しているのか。
このような傾向は、1回だけ測った血圧では分かりません。
家庭血圧は、完璧に測ることよりも、同じような条件で続けて測ることが大切です。
夜の測定も、無理なく続けられる時間を決めて、記録を残していきましょう。
家庭血圧を正しく測るための注意点

家庭血圧は、ただ測ればよいというものではありません。
測る姿勢やタイミングが毎回バラバラだと、血圧の数値もブレやすくなります。
大切なのは、できるだけ毎日同じ条件で測ることです。
測る前に1〜2分ほど座って落ち着く
血圧を測る前は、椅子に座って1〜2分ほど落ち着いてから測りましょう。
動いた直後、急いでいるとき、イライラしているときは、血圧が高めに出ることがあります。
朝に測る場合も、起きてすぐに立ったまま測るのではなく、トイレを済ませてから椅子に座り、少し落ち着いてから測るとよいです。
「測る前に少し休む」
これだけでも、測定条件をそろえやすくなります。
足を組まず、腕を心臓の高さにする
血圧を測るときは、椅子に座り、足を組まずに測ります。
腕は、できるだけ心臓と同じくらいの高さにしましょう。
腕の位置が低すぎたり、高すぎたりすると、測定値に影響することがあります。
上腕式の血圧計を使う場合は、腕帯を素肌または薄い衣服の上に正しく巻き、腕を机の上に置いて測ると安定しやすいです。
毎回同じ姿勢で測ることが、家庭血圧を続けるうえで大切です。
会話やスマホ操作をしながら測らない
血圧を測っている間は、できるだけ静かにしましょう。
会話をしたり、スマホを見たり、テレビに反応したりしながら測ると、数値に影響することがあります。
測定中は、数十秒だけでよいので、体を動かさず、話さず、リラックスして測ることを意識してください。
家庭血圧は、毎日の小さな記録です。
正確に測ろうとしすぎて緊張する必要はありませんが、測定中はできるだけ同じ状態にそろえることが大切です。
入浴・飲酒・運動の直後は避ける
血圧は、入浴、飲酒、運動、食事、カフェイン、喫煙などの影響を受けることがあります。
そのため、入浴直後や飲酒直後、運動直後に測ると、普段の血圧とは違う数値になることがあります。
夜に測る場合は、寝る前の落ち着いた時間に測るのが基本です。
お風呂に入った直後や、お酒を飲んだ直後ではなく、少し時間をあけて、体が落ち着いてから測るようにしましょう。
高く出ても1回の数値だけで慌てすぎない
家庭血圧を測っていると、いつもより高い数値が出ることもあります。
そのときに大切なのは、1回の数値だけで慌てすぎないことです。
血圧は、睡眠不足、ストレス、寒さ、疲れ、食事、緊張などでも変わります。
高めの数値が出たときは、少し時間をおいて落ち着いてから測り直す、翌日以降の数値も確認するなど、続けて記録することが大切です。
ただし、家庭血圧で高めの状態が続く場合や、頭痛、めまい、胸の違和感、息苦しさなど気になる症状がある場合は、自己判断せず医師に相談してください。
家庭血圧は、1回の数値だけを見るものではなく、朝と夜の傾向を記録していくものです。
できるだけ同じ条件で測り、無理なく続けていきましょう。
血圧が毎回バラバラでも、まずは記録することが大切

家庭血圧を測り始めると、
「1回目と2回目で数値が違う」
「昨日より高い」
「朝と夜でかなり違う」
「測るたびに数値が変わる」
と不安になることがあります。
でも、血圧はもともと変動しやすい数値です。
睡眠不足、ストレス、寒さ、食事、入浴、飲酒、運動、緊張など、いろいろな影響を受けます。
そのため、1回だけ高い数値が出たからといって、すぐに大きな問題があるとは限りません。
家庭血圧では、できれば朝と夜それぞれで2回測り、その平均を記録します。
ただし、測った数値はすべて残しておくと、あとで見返したときに血圧の動きが分かりやすくなります。
記録を続けると、
・朝に高くなりやすい
・夜は落ち着いている
・朝も夜も高めが続いている
・週末だけ高くなりやすい
・病院で測るときだけ高い
・1回目だけ高く、2回目は落ち着きやすい
といった傾向が見えてきます。
血圧が高めと言われた方にとって、家庭血圧の記録は「自分の体の変化を知るメモ」のようなものです。
毎日完璧に測れなくても大丈夫です。
まずは、朝と夜に測れる日を増やし、数値を残していくことから始めましょう。
記録するときは、
・測った日付
・朝の血圧
・夜の血圧
・脈拍
・気になる体調
・飲酒や睡眠不足など気づいたこと
を書いておくと、あとで見返しやすくなります。
スマホアプリで管理してもよいですし、紙の血圧手帳や血圧記録ノートに書いてもかまいません。
病院で相談するときは、口で「たぶん高いです」と伝えるよりも、実際の記録がある方が状況を説明しやすくなります。
血圧がバラバラに見えると不安になりますが、記録を続けることで、自分の血圧の流れが少しずつ見えてきます。
まずは1週間だけでもよいので、朝と夜の血圧を記録してみましょう。
家庭血圧を記録すると病院で相談しやすくなる

家庭血圧を測る目的は、数値を見ることだけではありません。
測った血圧を記録しておくことで、病院で相談しやすくなります。
診察室で血圧を測ると、緊張や移動、待ち時間などの影響で、普段より高く出ることがあります。
一方で、家庭血圧の記録があると、
・家ではどのくらいの血圧なのか
・朝と夜で差があるのか
・高い日が続いているのか
・病院でだけ高く出ているのか
・薬を飲んでいる場合は、薬の効き方に問題がないか
といったことを医師に伝えやすくなります。
口で「家でも高い気がします」と伝えるよりも、実際の記録を見せる方が状況は伝わりやすいです。
特に、病院や健康診断で血圧が高めと言われた方は、次回の受診までに家庭血圧を記録しておくと、自分の状態を説明しやすくなります。
記録するときは、難しく考えすぎなくて大丈夫です。
まずは、
・日付
・朝の血圧
・夜の血圧
・脈拍
・気になる体調
・睡眠不足や飲酒など気づいたこと
を残しておくとよいでしょう。
血圧は、1回だけの数値よりも、続けて測った記録の方が参考になります。
毎日完璧に記録できなくても問題ありません。
測れた日だけでも、朝と夜の血圧を残しておくことが大切です。
スマホアプリで管理してもよいですし、紙の血圧手帳や血圧記録ノートを使ってもかまいません。
病院に持って行きやすい形で記録しておくと、診察時に見せやすくなります。
家庭血圧の記録は、自分の血圧を知るためのメモであり、医師に相談するための材料にもなります。
血圧が高めと言われた方は、まず1週間だけでも記録を始めてみましょう。
家庭血圧を続けるなら上腕式血圧計が使いやすい

家庭血圧を続けるなら、血圧計選びも大切です。
家庭用の血圧計には、主に「上腕式」と「手首式」があります。
どちらも家庭で使いやすい血圧計ですが、血圧を安定して測りたい方には、二の腕に巻いて測る上腕式血圧計が使いやすいです。
上腕式血圧計は、腕帯を二の腕に巻いて測るタイプです。
測るときに腕の位置を心臓の高さに合わせやすく、家庭血圧を記録していきたい方に向いています。
一方で、手首式血圧計はコンパクトで、持ち運びしやすいメリットがあります。
ただし、手首の位置が心臓より高かったり低かったりすると、測定値に影響することがあります。
そのため、毎日の家庭血圧を記録する目的なら、まずは上腕式血圧計を候補にするとよいでしょう。
血圧計を選ぶときは、次のポイントを見ると選びやすいです。
・上腕式かどうか
・画面の数字が見やすいか
・ボタン操作が簡単か
・腕帯が巻きやすいか
・測定結果を記録しやすいか
・家族で使いやすいか
・置き場所に困らないサイズか
毎日使うものなので、高機能すぎるものよりも、自分が続けやすいものを選ぶことが大切です。
スマホ連携機能がある血圧計は、記録の手間を減らしやすいです。
一方で、シンプルな血圧計でも、血圧記録ノートや血圧手帳に書いていけば十分に管理できます。
大切なのは、血圧計の機能よりも、朝と夜に同じ条件で測り、記録を続けることです。
これから家庭血圧を測り始める方は、まず毎日使いやすい上腕式血圧計を用意し、あわせて記録しやすい方法を決めておくと続けやすくなります。
家庭血圧は、朝と夜に同じ条件で測り、記録を続けることが大切です。
これから血圧を測り始める方は、二の腕で測る上腕式血圧計を選ぶと使いやすいです。
価格を抑えて始めたい方は「A&D UA-651Plus」、定番モデルを選びたい方は「オムロン HCR-7201」、スマホで記録したい方は「オムロン HCR-7502T」などが候補になります。
測った血圧を紙で残したい方は、血圧記録ノートや血圧手帳を一緒に用意しておくと、診察時にも見せやすくなります。
A&D UA-651Plusはリーズナブル!
オムロン HCR-7201は定番モデル!
オムロン HCR-7502Tはスマホと連動!
まとめ:家庭血圧は同じ条件で続けて測ることが大切
家庭血圧は、朝と夜の2つのタイミングで測るのが基本です。
朝は、起床後1時間以内に、トイレを済ませて、朝食や服薬の前に測ります。
夜は、就寝前の落ち着いた時間に測ると続けやすいです。
できれば、朝に2回、夜に2回測り、それぞれの平均を記録するとよいでしょう。
ただし、忙しい日や体調がすぐれない日は、1回だけの測定になってもかまいません。
大切なのは、完璧に測ることよりも、同じ条件で続けて記録することです。
血圧は、睡眠不足、ストレス、寒さ、食事、入浴、飲酒、運動などでも変わります。
そのため、1回だけ高い数値が出ても、すぐに慌てすぎる必要はありません。
朝と夜の血圧を記録していくことで、
・朝に高くなりやすいのか
・夜も高めが続いているのか
・病院で測るときだけ高いのか
・1回目だけ高く出やすいのか
・生活習慣と血圧に関係がありそうか
といった傾向が見えやすくなります。
家庭血圧の記録は、病院で相談するときにも役立ちます。
「家でも高い気がします」と伝えるより、実際の記録を見せた方が、医師にも状況が伝わりやすくなります。
これから家庭血圧を測り始める方は、まず1週間だけでも、朝と夜の血圧を記録してみましょう。
血圧計は、毎日使いやすい上腕式血圧計を選ぶと続けやすいです。
記録は、スマホアプリでも、紙の血圧記録ノートでもかまいません。
自分が続けやすい方法で、無理なく記録を始めてみてください。
家庭血圧は、毎日の体の変化を知るための大切な手がかりです。
同じ条件で測り、記録を積み重ねることから始めましょう。
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この記事を書いた人 Wrote this article
アラサー薬剤師 研修認定薬剤師
みなさんこんにちは! このサイトを運営しているアラサー薬剤師と申します。 現在はとある調剤薬局で管理薬剤師をしております。 このサイトでは将来生活習慣病で困ることの無いように、今からできる対策などについて情報発信していきます。 薬剤師歴8年 研修認定薬剤師4年目 学校薬剤師3年目 休日夜間急病センター4年目