サプリの飲みすぎは大丈夫?健康食品の効果と注意点を薬剤師が解説 - HEALTHY-INFO

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サプリの飲みすぎは大丈夫?健康食品の効果と注意点を薬剤師が解説

健康診断で血圧・血糖値・脂質が気になると、サプリや健康食品を試してみたくなる方も多いと思います。

「食事を全部変えるのは大変」
「サプリなら手軽に始められそう」
「健康食品を飲めば安心できるかも」

そう感じることもありますよね。

サプリや健康食品は、毎日の健康を意識するきっかけになります。

忙しい方でも取り入れやすく、飲み物や粒タイプなど、続けやすい商品も多くあります。

ただし、注意したいのは「飲めば飲むほどよい」というものではないことです。

サプリは食品に分類されるものが多いですが、成分が濃縮されている商品もあります。

複数の商品を一緒に使うと、同じ成分を重ねて摂ってしまうこともあります。

また、薬を飲んでいる方や通院中の方は、飲み合わせにも注意が必要です。

とはいえ、サプリや健康食品を使うこと自体を過度に怖がる必要はありません。

商品の目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には無理なく取り入れられるものも多いです。

大切なのは、

「何のために飲むのか」
「どの成分が入っているのか」
「飲みすぎになっていないか」
「薬との飲み合わせは大丈夫か」

を確認しておくことです。

健康食品は、医薬品の代わりではありません。

血圧・血糖値・脂質を治療するものでもありません。

この記事では、サプリの飲みすぎは大丈夫なのか、健康食品の効果や注意点、薬との違い、飲み合わせで気をつけたいポイントを薬剤師目線でわかりやすく整理します。

血圧・血糖値・脂質が気になり始めた方が、健康食品に頼りすぎず、生活習慣の見直しとあわせて考えられるようにまとめていきます。

血圧・血糖値・脂質が気になり始めた方は、サプリだけでなく生活習慣全体を見直すことも大切です。

関連記事:生活習慣病の予防は何から始める?健康診断で血圧・血糖値・脂質が気になった人へ

結論|サプリは目安量と成分の重複に気をつければ、基本は過度に心配しすぎなくて大丈夫

サプリの目安量と成分を確認して飲みすぎを防ぐポイントを示した画像

サプリや健康食品は、健康を意識するきっかけになります。

食事だけでは不足しやすい栄養を補ったり、毎日の健康習慣を続けるサポートになったりすることがあります。

そのため、商品の目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎる必要はありません。

複数のサプリを使っている場合でも、すぐに健康被害が起こるとは限りません。

大切なのは、

・目安量を守っているか
・同じ成分が重なっていないか
・似た目的の商品をいくつも併用していないか
・体調に変化が出ていないか
・薬との飲み合わせに問題がないか

を確認することです。

特に注意したいのは、次のようなケースです。

・同じ成分を含むサプリをいくつも飲んでいる
・目安量より多く飲んでいる
・効果を期待して自己判断で量を増やしている
・成分表示をあまり確認していない
・血圧、糖尿病、脂質異常症などの薬を飲んでいる
・通院中なのに、サプリの使用を医師や薬剤師に伝えていない
・体調不良があっても飲み続けている

サプリは食品に分類されるものが多いですが、成分が濃縮されている商品もあります。

そのため、複数の商品を使うと、知らないうちに同じ成分を重ねて摂ってしまうことがあります。

たとえば、ビタミンやミネラル、カフェイン、GABA、食物繊維などは、複数の商品に入っていることがあります。

ひとつの商品では問題になりにくい量でも、いくつかの商品を合わせることで、摂取量が多くなることがあります。

つまり、サプリを使うこと自体が悪いわけではありません。

ただし、

「食品だから、いくら飲んでも安心」
「多く飲んだ方が効果が出やすい」
「薬の代わりになる」

と考えるのは避けたいところです。

サプリや健康食品を使うときは、

・商品の摂取目安量を守る
・成分表示を確認する
・同じ成分が重なっていないか見る
・複数使う場合は目的を整理する
・薬との飲み合わせに注意する
・体調に変化があれば中止して相談する

このような基本を意識すると安心です。

血圧・血糖値・脂質が気になる場合も、サプリだけで何とかしようとするのは避けたいところです。

まず大切なのは、毎日の生活習慣を見直すことです。

たとえば、

・食事の塩分を少し減らす
・甘い飲み物や間食を見直す
・揚げ物や脂っこい食事の頻度を減らす
・野菜、海藻、きのこ類を増やす
・今より10分多く歩く
・睡眠不足を続けない
・家庭血圧や体重を記録する

このような基本の習慣が土台になります。

サプリや健康食品は、その土台を支える補助として考えるとよいでしょう。

また、薬を飲んでいる方は注意が必要です。

血圧の薬、糖尿病の薬、脂質異常症の薬などを飲んでいる場合は、自己判断でサプリを追加しない方が安心です。

健康食品でも、薬の働きに影響する可能性があります。

通院中の方、服薬中の方、健診で受診をすすめられている方は、サプリを始める前に医師や薬剤師に相談しましょう。

サプリや健康食品は、上手に使えば健康を意識するきっかけになります。

目安量と成分の重複に気をつけながら、生活習慣の見直しとあわせて取り入れることが大切です。

サプリや健康食品は、目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎなくて大丈夫です。

ただし、複数の商品を使う場合は、成分の重複を確認しましょう。

「食品だからいくらでも安心」と考えすぎず、量・成分・飲み合わせを見ることが大切です。

服薬中・通院中の方は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談しましょう。

サプリや健康食品は本当に効果がある?

サプリや健康食品の効果を目的や成分に合わせて考えるイメージ画像

サプリや健康食品を選ぶときに気になるのが、

「本当に効果があるの?」
「飲む意味はあるの?」
「薬とは何が違うの?」

という点だと思います。

結論からいうと、サプリや健康食品は、商品によって考え方が違います。

すべての商品に同じような効果が期待できるわけではありません。

また、医薬品のように病気を治療するものでもありません。

サプリや健康食品は、主に次のような目的で使われることが多いです。

・不足しがちな栄養を補う
・健康習慣を意識するきっかけにする
・食事だけでは続けにくい部分をサポートする
・特定の成分を手軽に取り入れる
・生活習慣を見直す入口にする

たとえば、普段の食事で野菜が少ない方が、食物繊維やビタミンを意識する。

魚を食べる機会が少ない方が、DHA・EPAを意識する。

血圧が気になる方が、GABAやペプチドなどの成分を確認する。

このように、目的がはっきりしている場合は、健康を意識するきっかけになります。

一方で、

「これを飲めば治る」
「数値が必ず改善する」
「薬の代わりになる」

と考えるのは避けたいところです。

健康食品は、食品のひとつです。

病気の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

そのため、血圧・血糖値・脂質が気になる場合も、健康食品だけで何とかしようとするのではなく、生活習慣の見直しとあわせて考えることが大切です。

また、健康食品の中には、機能性表示食品やトクホのように、一定のルールに沿って機能を表示できるものもあります。

機能性表示食品は、事業者の責任で、科学的根拠に基づいて機能を表示する食品です。

トクホは、特定の保健の目的が期待できることを表示する食品です。

ただし、どちらも医薬品ではありません。

表示されている機能を確認しながら、自分の目的に合っているかを見ることが大切です。

サプリや健康食品を選ぶときは、まず次の点を確認しましょう。

・何のために使いたいのか
・どの成分が入っているのか
・目安量はどれくらいか
・機能性表示食品やトクホなのか
・医薬品の代わりにしようとしていないか
・生活習慣の見直しもできているか

サプリや健康食品は、上手に使えば健康を意識するきっかけになります。

ただし、効果を期待しすぎたり、薬の代わりにしたりするのは避けましょう。

まずは、食事・運動・睡眠・記録などの基本を整えること。

そのうえで、必要に応じて補助的に取り入れることが大切です。

サプリや健康食品は、健康習慣をサポートするものとして考えると取り入れやすいです。

ただし、医薬品のように病気を治療するものではありません。

「飲めば治る」「薬の代わりになる」と考えず、食事・運動・睡眠などの生活習慣とあわせて考えましょう。

サプリを複数飲んでも大丈夫?注意したい飲みすぎのケース

複数のサプリを使うときに成分の重複を確認するポイントを示した画像

サプリや健康食品を複数使っている方は、珍しくありません。

たとえば、

「ビタミンも飲んでいる」
「血圧が気になるのでお茶も飲んでいる」
「腸活用のサプリも使っている」
「健康診断の数値が気になって、いくつか試している」

という方もいると思います。

複数のサプリを使っているからといって、すぐに健康被害が起こるわけではありません。

商品の目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎる必要はないでしょう。

ただし、注意したい飲み方もあります。

特に気をつけたいのは、次のようなケースです。

・同じ成分を含む商品をいくつも使っている
・目安量より多く飲んでいる
・早く効果を感じたくて量を増やしている
・似た目的の商品をいくつも併用している
・成分表示をあまり確認していない
・体調不良があっても飲み続けている
・薬を飲んでいるのに相談していない

サプリは食品に分類されるものが多いです。

ただし、錠剤やカプセルタイプの商品は、特定の成分を手軽に摂れるように作られています。

そのため、複数の商品を使うと、知らないうちに同じ成分を重ねて摂ってしまうことがあります。

たとえば、

・ビタミン
・ミネラル
・カフェイン
・GABA
・食物繊維
・乳酸菌
・DHA・EPA

このような成分は、複数の商品に入っていることがあります。

ひとつの商品では問題になりにくい量でも、いくつかの商品を合わせることで、摂取量が多くなることがあります。

また、「食品だから多く飲んでも大丈夫」と考えるのも避けたいところです。

健康食品やサプリメントでは、過剰摂取や医薬品との相互作用による健康被害が懸念されています。

厚生労働省も、サプリメントは濃縮された特定成分を摂取しやすいことから、過剰摂取や医薬品との相互作用に注意が必要としています。

消費者庁も、錠剤・カプセル状の健康食品は過剰摂取になりやすく、複数利用や医薬品的な効果を期待した利用には注意が必要と説明しています。

ただし、これは「サプリは危ないから使わない方がいい」という意味ではありません。

大切なのは、使い方です。

サプリを複数使う場合は、まず次の点を確認しましょう。

・それぞれの商品を何のために使っているか
・同じ成分が重なっていないか
・摂取目安量を守っているか
・似た目的の商品を重ねすぎていないか
・薬を飲んでいる場合、相談しているか
・体調に変化がないか

特に、血圧・血糖値・脂質が気になる方は、似た目的の商品をいくつも選びやすいです。

血圧向けサプリ。

血糖値向けサプリ。

脂質向けサプリ。

健康茶。

機能性表示食品。

これらを同時に使う場合は、目的と成分を整理しておくと安心です。

サプリの飲みすぎを防ぐためには、まず今使っている商品を並べてみるのがおすすめです。

そして、

「同じ成分は入っていないか」
「目安量を超えていないか」
「本当に全部必要か」

を見直してみましょう。

サプリや健康食品は、上手に使えば健康習慣を意識するきっかけになります。

ただし、たくさん飲むほど良いわけではありません。

目安量を守り、成分の重複に気をつけながら、生活習慣の見直しとあわせて取り入れることが大切です。

複数のサプリを使っているからといって、すぐに問題が起こるわけではありません。

ただし、同じ成分の重複や、目安量を超えた使用には注意が必要です。

まずは、今使っているサプリや健康食品を一度整理して、成分・目的・摂取量を確認してみましょう。

服薬中・通院中の方は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談すると安心です。

健康食品・サプリ・医薬品の違い

健康食品やサプリと医薬品の違いを比較して説明する画像

サプリや健康食品を使う前に、まず知っておきたいのが「医薬品との違い」です。

見た目は錠剤やカプセルでも、医薬品とは目的が違います。

医薬品は、病気の診断・治療・予防に使われるもの

医薬品は、病気の診断、治療、予防などを目的として使われるものです。

効果や安全性を確認したうえで、国の承認を受けて販売されています。

たとえば、

・血圧を下げる薬
・血糖値を下げる薬
・コレステロールを下げる薬
・痛みや熱を抑える薬

などは医薬品です。

医師の診断に基づいて使う薬もあれば、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬もあります。

健康食品は、健康維持を目的に使われる食品

一方で、健康食品は「食品」です。

厚生労働省では、いわゆる健康食品について、法律上の定義はなく、医薬品以外で健康の維持・増進に役立つことをうたって販売されたり、そのような効果を期待して摂られている食品全般と説明しています。

つまり、健康食品は病気を治療するものではありません。

血圧・血糖値・脂質が気になる方でも、健康食品を薬の代わりとして使うのは避けましょう。

サプリは健康食品の一種として考えられることが多い

サプリメントは、一般的に健康食品の一種として扱われることが多いです。

ビタミン、ミネラル、食物繊維、乳酸菌、DHA・EPA、GABAなど、特定の成分を手軽に摂れるように作られた商品があります。

形もさまざまです。

・錠剤
・カプセル
・粉末
・ゼリー
・ドリンク
・お茶タイプ

このように、サプリといっても商品によって形や目的は違います。

ただし、錠剤やカプセルの形をしていると、薬のように見えることがあります。

ここで混同しないことが大切です。

サプリは、基本的には食品です。

病気を治すものではなく、不足しがちな栄養を補ったり、健康習慣を意識したりするために使うものと考えましょう。

トクホや機能性表示食品も医薬品ではない

健康食品の中には、トクホや機能性表示食品もあります。

消費者庁では、保健機能食品には次の3種類があると説明しています。

・栄養機能食品
・特定保健用食品
・機能性表示食品

特定保健用食品は、いわゆるトクホです。

特定の保健の目的が期待できることを表示する食品です。

機能性表示食品は、事業者の責任で、科学的根拠に基づいて機能を表示する食品です。

どちらも、一般的な健康食品より機能が分かりやすい場合があります。

ただし、トクホや機能性表示食品も医薬品ではありません。

「血圧が高めの方に」
「食後の血糖値が気になる方に」
「中性脂肪が気になる方に」

といった表示があっても、病気を治すものではありません。

薬の代わりにするものでもありません。

機能性表示食品やトクホの違いが分かりにくい方は、こちらの記事も参考になります。

関連記事:機能性表示食品とトクホの違いとは?初心者にもわかりやすく解説

違いを知ると、使い方を間違えにくい

健康食品、サプリ、医薬品の違いを知っておくと、使い方を間違えにくくなります。

大切なのは、次のように考えることです。

・医薬品は、病気の診断・治療・予防に使われるもの
・健康食品は、健康維持や栄養補助を目的に使う食品
・サプリは、特定の成分を手軽に摂るための商品
・トクホや機能性表示食品も、医薬品ではない
・血圧・血糖値・脂質が気になる場合は、薬の代わりにしない

サプリや健康食品は、健康を意識するきっかけにはなります。

ただし、体の数値が高い状態が続く場合や、健診で受診をすすめられている場合は、自己判断で健康食品だけに頼らないことが大切です。

必要なときは、医療機関で相談しましょう。

サプリや健康食品は、見た目が錠剤やカプセルでも医薬品ではありません。

健康維持や栄養補助を目的に使う食品として考えましょう。

トクホや機能性表示食品も、薬の代わりになるものではありません。

血圧・血糖値・脂質が高い状態が続く場合や、服薬中・通院中の方は、自己判断せず医師や薬剤師に相談しましょう。

薬との飲み合わせや併用で注意したいケース

サプリや健康食品と薬との飲み合わせについて服薬中は相談が必要なことを示した画像

サプリや健康食品は、食品に分類されるものが多いです。

そのため、

「薬ではないから大丈夫」
「食品なら飲み合わせは気にしなくていい」

と思う方もいるかもしれません。

たしかに、すべてのサプリが薬と問題を起こすわけではありません。

目安量を守って使う分には、過度に心配しすぎる必要はないでしょう。

ただし、薬を飲んでいる方は注意が必要です。

健康食品やサプリの成分が、薬の効き方に影響することがあります。

また、薬と似た働きを持つ成分を一緒に摂ることで、体への影響が強く出る可能性もあります。

特に注意したいのは、次のような方です。

・血圧の薬を飲んでいる
・糖尿病の薬を飲んでいる
・脂質異常症の薬を飲んでいる
・血液をサラサラにする薬を飲んでいる
・複数の薬を毎日飲んでいる
・通院中だが、サプリの使用を医師や薬剤師に伝えていない
・健康食品を薬の代わりにしようとしている

このような場合は、自己判断でサプリを追加しない方が安心です。

特に、血圧・血糖値・脂質が気になる方向けの商品は、体の数値に関わる機能を表示しているものもあります。

そのため、薬を飲んでいる方は、今の治療方針との関係も考える必要があります。

たとえば、

・血圧が気になる方向けのお茶やサプリ
・食後の血糖値が気になる方向けの健康食品
・中性脂肪やコレステロールが気になる方向けの商品
・ダイエット系のサプリ
・高カフェインの商品
・ハーブ系の商品

このようなものを使う場合は、念のため確認しておくと安心です。

もちろん、これらの商品を使ったら必ず問題が起こるという意味ではありません。

大切なのは、自己判断で増やしすぎないことです。

薬を飲んでいる方は、

「このサプリを飲んでもいいですか?」
「今の薬と一緒に使っても大丈夫ですか?」
「同じような成分が重なっていませんか?」

と、医師や薬剤師に確認しましょう。

相談するときは、商品名だけでなく、成分表示やパッケージを見せると伝わりやすいです。

スマホで商品ページや成分表を見せてもよいと思います。

また、サプリや健康食品を始めたあとに体調の変化があった場合は、いったん中止して相談しましょう。

たとえば、

・胃の不快感
・下痢や便秘
・動悸
・めまい
・発疹やかゆみ
・いつもと違うだるさ
・血圧や血糖値の変化が気になる

このような変化があれば、無理に続けないことが大切です。

サプリや健康食品は、上手に使えば健康を意識するきっかけになります。

ただし、薬を飲んでいる方や通院中の方は、自己判断で追加しない方が安心です。

特に血圧・血糖値・脂質に関わる薬を飲んでいる場合は、医師や薬剤師に相談しながら取り入れましょう。

薬を飲んでいる方がサプリや健康食品を使う場合は、飲み合わせに注意が必要です。

すべての組み合わせが危険というわけではありませんが、薬の効き方に影響する可能性があります。

特に、血圧・糖尿病・脂質異常症などの薬を飲んでいる方は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談しましょう。

相談するときは、商品名や成分表示を見せると確認してもらいやすくなります。

血圧向けのサプリや健康食品を検討している方は、薬との関係や注意点も確認しておきましょう。

関連記事:血圧サプリを選ぶ前に知っておきたい注意点

血圧・血糖値・脂質が気になる人がまず見直したいこと

血圧・血糖値・脂質が気になる人が食事・運動・睡眠の生活習慣を見直すイメージ画像

血圧・血糖値・脂質が気になると、サプリや健康食品を試したくなる方も多いと思います。

もちろん、健康食品が生活を見直すきっかけになることはあります。

ただ、まず大切なのは、毎日の生活習慣を確認することです。

サプリを飲む前に、次のようなことを振り返ってみましょう。

・塩分の多い食事が続いていないか
・甘い飲み物や間食が多くないか
・揚げ物や脂っこい食事が多くないか
・野菜、海藻、きのこ類が少なくないか
・運動不足が続いていないか
・睡眠不足が続いていないか
・体重が少しずつ増えていないか
・健診結果を見返しているか

血圧が気になる方は、まず塩分と家庭血圧を意識したいところです。

濃い味の食事が続いている。

麺類のスープをよく飲む。

漬物や加工食品をよく食べる。

このような習慣がある場合は、少しずつ見直してみましょう。

また、血圧は日によって変わります。

健診会場で高かったからといって、普段も同じとは限りません。

家庭血圧を記録しておくと、自分の血圧の傾向を見やすくなります。

血糖値が気になる方は、甘い飲み物や間食を確認してみましょう。

ジュース、砂糖入りコーヒー、甘いカフェラテ、菓子パン、お菓子などは、知らないうちに習慣になりやすいです。

まずは、

・毎日飲むジュースをお茶に変える
・夜のお菓子を少し減らす
・甘い飲み物を飲まない日を作る
・食べる時間が遅くなりすぎないようにする

このくらいからでも大丈夫です。

脂質が気になる方は、揚げ物や脂っこい食事の頻度を振り返ってみましょう。

LDLコレステロールや中性脂肪が高めの場合、食事内容や体重の変化も関係することがあります。

いきなり厳しい食事制限をする必要はありません。

まずは、

・揚げ物の回数を少し減らす
・魚や大豆製品を取り入れる
・野菜、海藻、きのこ類を増やす
・夜遅い食事を減らす
・外食や惣菜が続いたら、次の食事で調整する

このような小さな工夫から始めてみましょう。

運動不足も、血圧・血糖値・脂質に関係します。

とはいえ、急にジムに通ったり、毎日長時間運動したりする必要はありません。

まずは、

・今より10分多く歩く
・階段を使う日を作る
・買い物で少し遠回りする
・座りっぱなしの時間を減らす

このくらいの小さな変化で大丈夫です。

睡眠不足やストレスも、生活習慣に影響します。

寝不足が続くと、甘いものが増えたり、運動する気力が落ちたりすることがあります。

ストレスで食べすぎたり、お酒の量が増えたりする方もいます。

だからこそ、食事や運動だけでなく、睡眠や生活リズムも一緒に見直すことが大切です。

サプリや健康食品は、こうした生活習慣を整えるための補助として考えると取り入れやすいです。

「サプリを飲んでいるから大丈夫」

ではなく、

「サプリをきっかけに、生活も少し見直してみよう」

という考え方が大切です。

血圧・血糖値・脂質が気になる方は、まず生活の中で変えやすいことをひとつ選びましょう。

小さな習慣でも、続けることで健康管理につながります。

血圧・血糖値・脂質が気になる場合、サプリや健康食品だけで何とかしようとするのは避けたいところです。

まずは、食事・運動・睡眠・記録などの生活習慣を見直すことが大切です。

サプリは、生活習慣を整えるための補助として考えると、無理なく取り入れやすくなります。

血圧が気になる方は、サプリを選ぶ前に家庭血圧を記録して、自分の血圧の傾向を知ることも大切です。

関連記事:家庭で血圧はいつ測る?朝・夜の測定タイミングと注意点

サプリや健康食品を選ぶ前に確認したいポイント

サプリや健康食品を選ぶ前に目的・成分・摂取目安量を確認する画像

サプリや健康食品を選ぶときは、口コミやランキングだけで決めないことが大切です。

「人気だから」
「高評価だから」
「有名な人がすすめていたから」

という理由だけで選ぶと、自分に合わないことがあります。

大切なのは、自分の目的に合っているかを確認することです。

まず、次のポイントを見ておきましょう。

・何のために使いたいのか
・どの成分が入っているのか
・摂取目安量はどれくらいか
・同じ成分を含む商品をすでに使っていないか
・医薬品の代わりにしようとしていないか
・続けられる価格か
・体調に変化があったときに中止できるか
・服薬中や通院中なら相談できているか

サプリや健康食品は、商品によって目的が違います。

血圧が気になる方向けの商品。

食後の血糖値が気になる方向けの商品。

中性脂肪やコレステロールが気になる方向けの商品。

栄養補助を目的にした商品。

腸内環境や睡眠を意識した商品。

このように、似ているように見えても、成分や目的は違います。

まずは、自分が何を目的に使いたいのかを整理しましょう。

血圧が気になるのか。

血糖値が気になるのか。

脂質が気になるのか。

不足しがちな栄養を補いたいのか。

目的があいまいなまま選ぶと、似た商品をいくつも重ねてしまいやすくなります。

次に、成分表示を確認しましょう。

パッケージや商品ページには、成分名や含有量、摂取目安量が書かれています。

特に複数の商品を使う場合は、同じ成分が重なっていないか見ておくと安心です。

たとえば、

・ビタミン
・ミネラル
・カフェイン
・GABA
・食物繊維
・乳酸菌
・DHA・EPA

などは、複数の商品に入っていることがあります。

また、摂取目安量も大切です。

サプリは、多く飲めばよいというものではありません。

「早く実感したいから多めに飲む」

という使い方は避けましょう。

商品の表示に書かれた目安量を守ることが基本です。

価格も確認しておきたいポイントです。

サプリや健康食品は、続ける前提の商品も多いです。

1か月あたりいくらかかるのか。

無理なく続けられる価格か。

ほかの健康習慣と比べて、優先順位は高いのか。

ここも見ておくと、途中で負担になりにくいです。

また、健康食品は広告や口コミだけで判断しないことも大切です。

「飲むだけで改善」
「これだけで安心」
「薬に頼りたくない人へ」

といった表現を見ると、魅力的に感じることがあります。

しかし、健康食品は医薬品ではありません。

血圧・血糖値・脂質を治療するものではありません。

効果を期待しすぎず、生活習慣の見直しとあわせて考えましょう。

選ぶ前には、次のように考えると分かりやすいです。

・目的ははっきりしているか
・成分と量を確認したか
・同じ成分を重ねていないか
・目安量を守れるか
・薬の代わりにしようとしていないか
・生活習慣の見直しもできているか
・価格が負担になりすぎないか

サプリや健康食品は、上手に選べば健康を意識するきっかけになります。

ただし、何となく増やしていくと、成分が重なったり、費用が負担になったりすることがあります。

まずは、今の自分に本当に必要かを確認してから選びましょう。

サプリや健康食品を選ぶときは、口コミやランキングだけで決めないことが大切です。

目的、成分、摂取目安量、価格、薬との飲み合わせを確認しましょう。

特に複数の商品を使う場合は、同じ成分を重ねて摂っていないか見ることが大切です。

健康食品は医薬品ではないため、生活習慣の見直しとあわせて補助的に取り入れましょう。

血圧向けの健康食品を選ぶ場合は、お茶・サプリ・酢飲料・青汁などの違いも確認しておくと選びやすくなります。

関連記事:血圧が気になる人向け健康食品の違い|お茶・サプリ・酢飲料・青汁の選び方

サプリが向いている人・慎重に考えたい人

サプリが向いている人と慎重に考えたい人を整理して確認するイメージ画像

サプリや健康食品は、上手に使えば健康を意識するきっかけになります。

ただし、すべての人に同じように向いているわけではありません。

自分に合うかどうかを考えて選ぶことが大切です。

サプリが向いている人

サプリや健康食品が向いているのは、次のような方です。

・食事だけでは不足しがちな栄養を補いたい方
・健康診断をきっかけに生活を見直したい方
・毎日の健康習慣を意識したい方
・目的に合った成分を確認して選べる方
・摂取目安量を守れる方
・同じ成分の重複を確認できる方
・サプリを薬の代わりと考えていない方

サプリは、毎日の生活を整える補助として考えると取り入れやすいです。

たとえば、魚を食べる機会が少ない方がDHA・EPAを意識する。

野菜や食物繊維が少ない方が、食事を見直すきっかけにする。

血圧・血糖値・脂質が気になった方が、まず生活習慣を見直しながら補助的に取り入れる。

このような使い方なら、サプリや健康食品を前向きに活用しやすいと思います。

ただし、サプリだけで健康管理を完結させるのはおすすめできません。

あくまで基本は、食事・運動・睡眠・記録です。

そのうえで、足りない部分や続けにくい部分を補うものとして考えましょう。

慎重に考えたい人

一方で、サプリや健康食品を慎重に考えたい方もいます。

特に次のような方です。

・薬を飲んでいる方
・通院中の方
・健康診断で受診をすすめられている方
・妊娠中、授乳中の方
・持病がある方
・複数のサプリをすでに使っている方
・成分表示を確認せずに選んでいる方
・体調不良があっても飲み続けている方
・薬の代わりにしようとしている方

このような場合は、自己判断で追加しない方が安心です。

特に、血圧の薬、糖尿病の薬、脂質異常症の薬などを飲んでいる方は、飲み合わせを確認しておきたいところです。

健康食品でも、薬の働きに影響する可能性があります。

また、複数のサプリをすでに使っている方は、成分の重複にも注意しましょう。

ビタミン、ミネラル、カフェイン、GABA、食物繊維、DHA・EPAなどは、いくつかの商品に入っていることがあります。

目安量を守り、同じ成分を摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎる必要はありません。

ただし、同じ目的の商品をいくつも重ねたり、量を自己判断で増やしたりするのは避けましょう。

迷ったら専門家に相談する

サプリや健康食品を使うか迷ったときは、医師や薬剤師に相談すると安心です。

相談するときは、商品名だけでなく、成分表示やパッケージを見せると確認してもらいやすいです。

スマホの商品ページを見せても大丈夫です。

特に、服薬中・通院中の方は、

「このサプリを飲んでもいいですか?」
「今の薬と一緒に使っても大丈夫ですか?」
「同じ成分を摂りすぎていませんか?」

と確認しておくとよいでしょう。

サプリや健康食品は、合う人にとっては健康を意識するきっかけになります。

ただし、使い方を間違えると、飲みすぎや飲み合わせが問題になることもあります。

自分の目的、体調、薬の有無、成分の重複を確認しながら、無理なく取り入れることが大切です。

サプリは、食事・運動・睡眠などの生活習慣を整える補助として考えると取り入れやすいです。

目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎる必要はありません。

ただし、服薬中・通院中の方、持病がある方、複数の商品を使っている方は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談すると安心です。

血圧が気になる方で、飲み物や健康食品もあわせて見直したい場合は、血圧向け飲料や機能性表示食品の記事も参考にしてください。

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まとめ|サプリは「補助」として、無理なく健康習慣に取り入れよう

サプリを健康習慣の補助として食事や運動とあわせて取り入れるイメージ画像

サプリや健康食品は、健康を意識するきっかけになります。

不足しがちな栄養を補ったり、毎日の健康習慣を続けるサポートになったりすることがあります。

そのため、目安量を守って使う分には、過度に怖がる必要はありません。

複数のサプリを使っている場合でも、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には大きく心配しすぎなくてよいでしょう。

ただし、飲み方には注意が必要です。

特に確認したいのは、次のようなポイントです。

・商品の摂取目安量を守っているか
・同じ成分を重ねて摂っていないか
・似た目的の商品をいくつも使っていないか
・薬との飲み合わせに問題がないか
・体調に変化が出ていないか
・健康食品を薬の代わりにしようとしていないか

サプリは食品に分類されるものが多いです。

ただし、錠剤やカプセルタイプの商品は、特定の成分を手軽に摂れるように作られています。

そのため、複数の商品を使う場合は、知らないうちに同じ成分を重ねて摂っていないか確認することが大切です。

たとえば、

・ビタミン
・ミネラル
・カフェイン
・GABA
・食物繊維
・乳酸菌
・DHA・EPA

などは、複数の商品に入っていることがあります。

ひとつの商品では問題になりにくい量でも、組み合わせによっては摂取量が多くなることがあります。

また、健康食品は医薬品ではありません。

血圧・血糖値・脂質を治療するものではありません。

薬の代わりになるものでもありません。

血圧・血糖値・脂質が気になる場合は、まず生活習慣を見直すことが大切です。

・塩分を少し減らす
・甘い飲み物や間食を見直す
・揚げ物や脂っこい食事の頻度を減らす
・野菜、海藻、きのこ類を増やす
・今より10分多く歩く
・睡眠不足を続けない
・家庭血圧や体重を記録する

このような基本の習慣が、健康管理の土台になります。

サプリや健康食品は、その土台を支える補助として考えるとよいでしょう。

また、薬を飲んでいる方や通院中の方は、自己判断でサプリを追加しない方が安心です。

血圧の薬、糖尿病の薬、脂質異常症の薬などを飲んでいる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

相談するときは、商品名だけでなく、成分表示やパッケージ、商品ページを見せると確認してもらいやすいです。

サプリや健康食品は、正しく使えば健康を意識するきっかけになります。

大切なのは、

「サプリは危ない」と怖がりすぎないこと。

そして、

「食品だからいくらでも安心」と考えすぎないことです。

目安量を守る。

成分の重複を確認する。

薬との飲み合わせに注意する。

生活習慣の見直しとあわせて考える。

この4つを意識しながら、無理なく取り入れていきましょう。

サプリや健康食品は、目安量を守り、同じ成分を重ねて摂りすぎていなければ、基本的には過度に心配しすぎなくて大丈夫です。

ただし、飲みすぎや成分の重複、薬との飲み合わせには注意が必要です。

血圧・血糖値・脂質が気になる方は、サプリだけに頼らず、食事・運動・睡眠・記録とあわせて考えましょう。

服薬中・通院中の方は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談すると安心です。

参考文献

この記事では、以下の公的機関・専門機関の情報を参考にしています。

・厚生労働省|いわゆる「健康食品」のホームページ

・厚生労働省|医薬品と健康食品の相互作用に対する注意喚起等について

・消費者庁|健康食品(一般の方向け)

・消費者庁|栄養や保健機能に関する表示制度とは

・消費者庁|保健機能食品について

・国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報|健康食品をお使いの方へ ~過剰摂取の危険性

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アラサー薬剤師

アラサー薬剤師 研修認定薬剤師

みなさんこんにちは! このサイトを運営しているアラサー薬剤師と申します。 現在はとある調剤薬局で管理薬剤師をしております。 このサイトでは将来生活習慣病で困ることの無いように、今からできる対策などについて情報発信していきます。 薬剤師歴8年 研修認定薬剤師4年目 学校薬剤師3年目 休日夜間急病センター4年目

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