- 2022年11月4日
血糖値や肥満の対策に!難消化性デキストリンを含むコーヒーの比較や口コミまとめ
みなさんこんにちは! 薬剤師のゆうぞうです! 難消化デキストリンを楽天で検索してみると、難消化性デキストリン……

健康診断で「血糖値が高め」「HbA1cが基準値を超えています」と書かれていると、糖尿病なのではないかと不安になりますよね。
ただし、血糖値とHbA1cは、どちらも血糖状態を確認する検査ですが、反映している時点や期間が異なります。
血糖値は、採血した時点の血液中のブドウ糖の濃さを示す数値です。
一方、HbA1cは、過去1~2か月程度の血糖状態を反映します。
そのため、健康診断では「血糖値は高いがHbA1cは高くない」「血糖値は高くないがHbA1cは高め」といった結果になることもあります。
また、健康診断で数値が高めだったというだけで、自己判断で糖尿病と決めることはできません。
糖尿病の診断では、血糖値とHbA1cの数値、検査の組み合わせ、症状、必要に応じた再検査などをもとに医師が判断します。
まずは、健康診断の結果表を見ながら、次の項目を確認してみましょう。
この記事では、血糖値とHbA1cの違い、健康診断で確認したい数値の目安、高めと言われたときに取るべき行動を、薬剤師の視点から分かりやすく整理します。

血糖値とHbA1cの大きな違いは、どの時点・期間の血糖状態を確認しているかです。
血糖値は採血した時点の状態を示し、HbA1cは過去1~2か月程度の血糖状態を反映します。
確認している内容が異なるため、健康診断では血糖値とHbA1cの両方を見て判断することが大切です。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃さを示した数値です。
単位は「mg/dL」で表されます。
血糖値は採血した時点の状態を示すため、採血前の食事や飲み物、食事から採血までの時間によって変動します。
健康診断で空腹時血糖として測定する場合は、原則として10時間以上、水以外の飲食物を取っていない状態で採血します。
結果表を見るときは、血糖値の数字だけでなく、どの条件で測定された数値なのかも確認しましょう。
採血前に食事をしていた場合は、測定された血糖値を空腹時血糖の目安と単純に比較することはできません。
食事や糖分を含む飲み物を取っていた場合は、再検査や受診の際に伝えましょう。
HbA1cは「ヘモグロビン・エーワンシー」と読みます。
赤血球の中にあるヘモグロビンに、血液中のブドウ糖が結びついたものです。
血糖値が高い状態が続くほど、ブドウ糖と結びついたヘモグロビンの割合が増えるため、HbA1cも高くなる傾向があります。
HbA1cは「%」で表され、過去1~2か月程度の血糖状態のあらましを反映します。
採血直前の食事による影響を受けにくいため、健康診断の前日だけ食事を減らしても、それだけでHbA1cが大きく下がるとは考えにくいでしょう。
一方、HbA1cだけでは、採血した日の血糖値や、食後に一時的に上昇した血糖値の動きまでは分かりません。
血糖値とHbA1cは、どちらか一方が優れている検査ではありません。
違いを整理すると、次のようになります。
| 確認項目 | 血糖値 | HbA1c |
|---|---|---|
| 反映する状態 | 採血した時点の血糖状態 | 過去1~2か月程度の血糖状態 |
| 単位 | mg/dL | % |
| 直前の食事 | 影響を受けやすい | 影響を受けにくい |
| 結果を見るときのポイント | 空腹時か、食後・随時か | 今回の数値と過去からの推移 |
健康診断では、次のように2つの結果が一致しないこともあります。
結果が一致しないからといって、どちらか一方の検査が間違っているとは限りません。
低かった方の数値だけを見て安心したり、高かった方だけを見て糖尿病と決めたりせず、採血条件や過去の推移も含めて確認しましょう。
HbA1cが6.5%未満であっても、血糖値が糖尿病型に当てはまる場合があります。
反対に、HbA1cが高めだったという理由だけで、糖尿病と自己判断することもできません。

健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったことと、糖尿病と診断されたことは同じ意味ではありません。
健康診断では、将来の糖尿病発症リスクが高い方を早めに見つけ、生活習慣の見直しや受診につなげるため、糖尿病の診断基準よりも低い段階から「高め」と判定されることがあります。
ただし、糖尿病の可能性が高い数値を指摘された場合は、「まだ診断されたわけではないから」と放置せず、医療機関で確認することが大切です。
特定健診で使われる目安を、空腹時血糖とHbA1cの数値別に整理すると、次のようになります。
| 健診での見方の目安 | 空腹時血糖 | HbA1c |
|---|---|---|
| 保健指導判定値未満 | 100mg/dL未満 | 5.6%未満 |
| 将来の糖尿病発症リスクが高い範囲 | 100~109mg/dL | 5.6~5.9% |
| 糖尿病の疑いを否定できない範囲 | 110~125mg/dL | 6.0~6.4% |
| 糖尿病の可能性が高く、受診を考えたい範囲 | 126mg/dL以上 | 6.5%以上 |
※健康診断機関によって、判定区分や表示方法が異なる場合があります。実際の対応は、結果表に記載された判定や医師の指示を優先してください。
※空腹時血糖とHbA1cが異なる区分に当てはまる場合は、低い方だけで判断せず、高かった項目と健康診断の判定を確認しましょう。
特定健診では、空腹時血糖100mg/dL以上またはHbA1c5.6%以上が、保健指導判定値の目安です。
この数値は、糖尿病と診断するための基準ではありません。
将来的な血糖値の上昇を防ぐために、過去からの数値の変化や、体重・血圧・脂質なども含めて確認したい段階です。
空腹時血糖100~109mg/dLまたはHbA1c5.6~5.9%だった場合は、結果表の判定を確認し、食事や運動、体重など、最近変わった生活習慣がないか振り返りましょう。
空腹時血糖110~125mg/dLまたはHbA1c6.0~6.4%では、糖尿病の疑いを否定できないため、必要に応じて75g経口ブドウ糖負荷試験などが検討されます。
空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上は、糖尿病の可能性が高い数値です。
健康診断で指摘された場合は、生活習慣の見直しだけで長期間様子を見ず、医療機関で詳しい検査を受けましょう。
ただし、HbA1cが6.5%以上だったという結果だけで、必ず糖尿病と診断されるわけではありません。
糖尿病の診断では、次のような血糖値が「糖尿病型」に該当するかを確認します。
血糖値が糖尿病型を示した場合、通常は別の日に再検査を行い、糖尿病型が再び確認されるかを見ます。
一方、血糖値が糖尿病型で、同じ検査でHbA1c6.5%以上も確認された場合は、1回の検査でも糖尿病と診断されることがあります。
また、血糖値が糖尿病型で、口渇・多飲・多尿・体重減少などの典型的な症状や、確実な糖尿病網膜症がある場合も、1回の検査で診断されることがあります。
最終的な診断は、検査結果や症状などをもとに医師が行います。
「健康診断で高めだったから糖尿病」と自己判断する必要はありませんが、受診が必要な数値を放置しないことが重要です。

健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったときは、数値だけを見て糖尿病かどうかを自己判断するのではなく、採血時の条件、過去からの推移、結果表の判定をあわせて確認することが大切です。
健康診断の結果表を手元に置きながら、次の5つを順番に確認してみましょう。
最初に確認したいのは、健康診断で測定された血糖値が「空腹時血糖」なのか、それ以外の条件で測定された血糖値なのかです。
空腹時血糖は、原則として10時間以上、水以外の飲食物を取っていない状態で測定します。
血糖値は採血前の食事や飲み物の影響を受けるため、食後に測定した数値を空腹時血糖の目安とそのまま比較することはできません。
結果表の検査項目や備考欄に、次のような記載がないか確認しましょう。
健診前に水以外の飲食物を取っていた場合は、再検査や受診の際にそのことを伝えましょう。
確認ポイント
空腹時採血の予定だったにもかかわらず、朝食、ジュース、加糖コーヒー、飴などを口にした場合は、採血条件が異なります。自己判断で数値を補正せず、健診機関や医療機関に伝えてください。
結果表に血糖値とHbA1cの両方が記載されている場合は、片方だけでなく、2つの数値をセットで確認しましょう。
血糖値は採血した時点の状態を示し、HbA1cは過去1~2か月程度の血糖状態を反映します。
確認している時点や期間が異なるため、次のように結果が一致しない場合もあります。
片方だけが高かったとしても、もう片方の検査が間違っているとは限りません。
低かった方の数値だけを見て安心せず、高かった項目と健康診断の判定を確認しましょう。
健康診断の数値は、今回の結果だけでなく、過去からどのように変化しているかを見ることも大切です。
今回の数値が大きく基準を超えていなくても、毎年少しずつ上昇している場合は、生活習慣や体重の変化などを振り返るきっかけになります。
過去の結果表が残っている場合は、次の項目を並べて確認してみましょう。
反対に、前年より数値が上がっていても、その理由を健康診断の結果だけで特定することはできません。
数値の上昇が続いている場合や、今回大きく変化した場合は、結果表の判定を確認し、必要に応じて健診機関や医療機関へ相談しましょう。
健康診断では、検査値だけでなく、健診機関が示した判定やコメントも重要です。
結果表に、次のような記載がないか確認してください。
判定区分の名称や再検査までの期間は、健診機関によって異なる場合があります。
インターネット上の一般的な数値だけで判断せず、自分の結果表に記載された指示を優先しましょう。
空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上を指摘された場合や、要受診・要精密検査と判定された場合は、自己判断で長期間様子を見ず、医療機関で確認してください。
また、強い口渇、多飲、多尿、理由のない体重減少などがある場合は、次回の健康診断を待たずに受診しましょう。
血糖値やHbA1cが高めだったときは、血糖に関する項目だけでなく、ほかの健康診断結果もあわせて確認しましょう。
特に確認したい項目は、次のとおりです。
これらの項目だけで糖尿病を診断することはできませんが、体重増加や血圧・脂質の異常などが重なっている場合は、生活習慣全体を見直す必要性を考える材料になります。
血糖値だけでなく、血圧・脂質・体重なども気になった方は、 健康診断をきっかけに生活習慣病予防を始めるときの考え方 も参考にしてください。
治療中の病気や服用している薬がある場合は、再検査や受診時に医師へ伝えましょう。
健康食品やサプリメントを使用している場合も、商品名や成分が分かるものを持参すると確認してもらいやすくなります。
血糖値やHbA1cが高めだったときは、「高いか低いか」だけでなく、採血条件、過去からの推移、健診結果の判定をセットで確認することが重要です。
結果表に要再検査や要受診と記載されている場合は、自己判断で様子を見続けず、指定された時期を目安に医療機関へ相談しましょう。

健康診断では、血糖値とHbA1cの結果が同じように高くなるとは限りません。
たとえば、次のような結果になることがあります。
これは、血糖値とHbA1cが反映する時点・期間が異なることや、HbA1cが赤血球の状態による影響を受けることがあるためです。
結果が一致しないからといって、どちらか一方の検査が間違っているとは限りません。
低かった方だけを見て安心したり、高かった方だけを見て糖尿病と決めたりせず、採血条件や過去の結果、健診機関の判定をあわせて確認しましょう。
血糖値は採血した時点の状態を示すため、採血前の食事や糖分を含む飲み物などの影響を受けます。
空腹時採血の予定だったにもかかわらず、次のようなものを口にしていた場合は、空腹時血糖とは異なる条件で測定されたことになります。
一方、HbA1cは過去1~2か月程度の血糖状態を反映するため、採血当日の一時的な血糖値の上昇だけでは大きく変化しにくい検査です。
このため、採血前の飲食などによって血糖値だけが高くなり、HbA1cは高くないという結果になることがあります。
また、最近になって血糖値が急速に上昇した場合は、HbA1cにまだ十分反映されず、血糖値に比べてHbA1cが低めに見えることがあります。
HbA1cが高くないからといって、血糖値の異常を無視してよいわけではありません。
空腹時血糖126mg/dL以上など糖尿病型に該当する可能性がある場合や、要再検査・要受診と記載されている場合は、HbA1cが6.5%未満でも医療機関で確認しましょう。
強い口渇、多飲、多尿、理由のない体重減少などがある場合も、次の健康診断を待たずに受診してください。
健康診断当日の血糖値が高くなくても、HbA1cが高めになることがあります。
血糖値は採血した瞬間の状態を示すため、空腹時には高くなくても、食後やほかの時間帯に血糖値が上がっている可能性があります。
一方、HbA1cは過去1~2か月程度の血糖状態を反映するため、健康診断当日の空腹時血糖だけでは分からなかった血糖状態が、HbA1cに表れている可能性があります。
ただし、HbA1cが高めだったという結果だけで、食後血糖が高いと断定することはできません。
鉄欠乏状態などにより、実際の血糖状態に比べてHbA1cが高めに出る場合もあります。
結果表の判定やほかの検査項目を確認し、必要に応じて医療機関で血糖値・HbA1cの再検査や75g経口ブドウ糖負荷試験などを受けましょう。
HbA1cは、赤血球の中にあるヘモグロビンにブドウ糖が結びついた割合を測定する検査です。
そのため、赤血球の状態や寿命に影響する病気・治療があると、実際の血糖状態とHbA1cが一致しないことがあります。
これらに該当するからといって、必ずHbA1cが不正確になるわけではありません。
ただし、血糖値とHbA1cの差が大きい場合は、次の情報を受診時に医師へ伝えましょう。
貧血に関する検査結果も確認
血糖値とHbA1cの結果が大きく異なる場合は、血色素量(ヘモグロビン)や赤血球数など、貧血に関する検査結果も確認しておきましょう。
血糖値とHbA1cが一致しない場合は、次の項目を整理して、健診機関や医療機関へ相談しましょう。
血糖値とHbA1cの結果が一致しない理由を、健康診断の数値だけで特定することはできません。
どちらか一方でも糖尿病型に該当する可能性がある場合や、要再検査・要受診と書かれている場合は、低かった方だけを見て安心せず、医療機関で確認しましょう。

健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったときは、数値に応じて、生活習慣を振り返る段階なのか、再検査や受診を優先する段階なのかを確認しましょう。
ただし、健康診断の数値だけで糖尿病の診断を自己判断することはできません。
空腹時血糖とHbA1cが異なる区分に当てはまる場合は、低い方だけを見て安心せず、高かった項目と結果表の判定を確認してください。
| 数値の目安 | 考え方 | 次の行動 |
|---|---|---|
|
空腹時血糖100mg/dL未満 かつ HbA1c5.6%未満 | 特定健診の保健指導判定値未満 | 定期的に健康診断を受け、過去からの推移を確認する |
|
空腹時血糖100~109mg/dL または HbA1c5.6~5.9% | 将来、糖尿病を発症するリスクが高い範囲 | 生活習慣や体重の変化を振り返り、結果表の指示を確認する |
|
空腹時血糖110~125mg/dL または HbA1c6.0~6.4% | 糖尿病の疑いを否定できない範囲 | 要再検査などの判定に従い、医療機関への相談を検討する |
|
空腹時血糖126mg/dL以上 または HbA1c6.5%以上 | 糖尿病の可能性が高い範囲 | 生活習慣の改善だけで様子を見ず、医療機関を受診する |
※この表は、健康診断後の行動を考えるための一般的な目安です。健康診断機関によって判定区分や再検査までの期間が異なるため、実際には結果表に記載された指示を優先してください。
※空腹時血糖とHbA1cのどちらか一方だけが高い場合もあります。高かった方の数値を無視せず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
空腹時血糖100mg/dL未満かつHbA1c5.6%未満は、特定健診の保健指導判定値を下回る範囲です。
結果表に異常を指摘する記載がなければ、必要以上に心配する必要はありません。
ただし、この数値だけで今後も問題がないと保証されるわけではありません。
今回の数値が前年より上昇している場合は、次回以降の健康診断でも推移を確認しましょう。
血圧、脂質、体重など、ほかの項目に要再検査や要受診の判定がある場合は、そちらの指示にも従ってください。
空腹時血糖100~109mg/dLまたはHbA1c5.6~5.9%は、将来、糖尿病を発症するリスクが高いとされる範囲です。
この段階で糖尿病と診断されたという意味ではありません。
まずは、最近の生活で変化したことがないかを振り返ってみましょう。
一度にすべてを変える必要はありません。
甘い飲み物を水やお茶へ替える、夜食の回数を減らす、普段より10分多く歩くなど、続けやすいことから始めましょう。
高血圧、脂質異常症、肥満なども重なっている場合や、前年から数値が上昇している場合は、健診機関や医療機関への相談も検討してください。
空腹時血糖110~125mg/dLまたはHbA1c6.0~6.4%は、糖尿病の疑いを否定できない範囲です。
生活習慣を見直すだけで次回の健康診断まで様子を見てよいか、自己判断しないことが大切です。
結果表に要再検査や要受診と記載されている場合は、指定された時期に検査を受けましょう。
医療機関では、空腹時血糖やHbA1cの再検査に加え、必要に応じて75g経口ブドウ糖負荷試験を行うことがあります。
特に、次のような場合は医療機関への相談を検討してください。
この段階では、健康食品やサプリメントだけで様子を見ず、再検査や受診が必要かを先に確認しましょう。
空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上は、糖尿病の可能性が高い数値です。
健康食品を試してから様子を見るのではなく、健康診断の結果表を持って医療機関を受診しましょう。
HbA1c6.5%以上だけが一度確認された場合は、それだけで必ず糖尿病と診断されるわけではありません。
一方、血糖値が糖尿病型を示し、同じ検査でHbA1c6.5%以上も確認された場合などは、1回の検査でも糖尿病と診断されることがあります。
最終的な診断は、血糖値、HbA1c、症状、必要に応じた再検査などをもとに医師が行います。
受診時には、今回の結果だけでなく、前年や前々年の健康診断結果も持参すると、数値の推移を確認してもらいやすくなります。
糖尿病やその前段階では、自覚症状がほとんどない場合もあります。
一方、血糖値がかなり高くなると、次のような症状が現れることがあります。
このような症状がある場合は、健康診断の判定や次回の健診時期を待たず、早めに医療機関へ相談してください。
すでに糖尿病と診断されている方や、血糖値を下げる薬・インスリンを使用している方は、この表を治療目標として使用しないでください。
治療中の目標値は、年齢、使用している薬、低血糖の危険性、合併症などによって異なります。
健康診断の結果だけを見て、薬の量を変えたり、服用を中止したり、食事量を極端に減らしたりしないようにしましょう。
普段と大きく異なる数値が出た場合は、処方を受けている医療機関へ相談してください。
健康診断の数値は、病名を自己判断するためではなく、次に必要な行動を考えるための手がかりです。
数値だけで不安になりすぎず、採血条件、過去からの推移、結果表の判定を確認し、必要な再検査や受診につなげましょう。

健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったとき、機能性表示食品やサプリメントを取り入れようと考える方もいるでしょう。
ただし、健康食品を選ぶ前に、健康診断の判定と再検査・受診の必要性を確認することが大切です。
健康食品は、食事や運動などの生活習慣を補助する選択肢にはなりますが、糖尿病の診断や治療の代わりにはなりません。
健康診断の結果に「要再検査」「要受診」「要精密検査」と書かれている場合は、健康食品を試してから様子を見るのではなく、結果表の指示を優先しましょう。
特に、次のような場合は自己判断で長期間様子を見ないことが大切です。
健康診断で高い数値が一度出ただけでは、糖尿病と確定しない場合もあります。
一方で、血糖値とHbA1cの組み合わせなどによっては、1回の検査でも糖尿病と診断されることがあります。
詳しい検査が必要な状態かどうかは、健康食品を利用しても判断できません。
まずは医療機関で現在の状態を確認し、そのうえで生活習慣や健康食品の取り入れ方を考えましょう。
血糖値やHbA1cが高めだったからといって、ご飯やパンなどの主食を自己判断で極端に減らす必要があるとは限りません。
まずは、普段の食事で取りすぎているものや、不規則になっている部分がないかを振り返りましょう。
糖尿病の食事は、特定の食品だけを食べたり、主食を完全に抜いたりするものではありません。
自分に合った量で、主食・主菜・副菜を組み合わせ、規則正しく食べることが基本です。
「血糖値によい食品」を追加するだけでは不十分
健康食品を取り入れても、甘い飲み物、夜食、食べすぎなどが続いていれば、食生活全体の見直しにはつながりにくくなります。まずは、改善できそうな習慣を一つずつ探してみましょう。
運動する機会が少ない方は、いきなり激しい運動を始めるのではなく、日常生活で体を動かす時間を増やすことから始めましょう。
たとえば、次のような方法があります。
続けられないほど厳しい目標を立てるよりも、現在より歩く時間を少し増やすなど、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。
すでに糖尿病の治療を受けている方、心臓や腎臓の病気がある方、著しく高い血糖値を指摘された方は、運動を始める前に医師へ相談してください。
血糖値に関連する表示がある商品には、機能性表示食品や特定保健用食品(トクホ)などがあります。
どちらも食品ですが、機能を表示する仕組みが異なります。
| 区分 | 制度の概要 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|
| 特定保健用食品 (トクホ) | 商品ごとに有効性や安全性について国の審査を受け、表示の許可を得た食品 | 許可表示の内容、対象者、1日当たりの摂取目安量を確認する |
| 機能性表示食品 | 事業者の責任で、安全性や機能性の科学的根拠などを消費者庁へ届け出た食品 | 届出表示、対象者、注意事項、摂取目安量を確認する |
| いわゆる健康食品 | 保健機能食品には該当せず、国の制度に基づく機能表示を行う食品ではない | 広告や口コミだけで判断せず、成分量や注意事項を確認する |
機能性表示食品は、販売前に科学的根拠などが届け出られていますが、特定保健用食品とは異なり、国が商品ごとに有効性や安全性を審査して許可する制度ではありません。
また、機能性表示食品や特定保健用食品であっても、医薬品ではありません。
糖尿病を治療したり、必要な再検査や受診を不要にしたりするものではないことを理解しておきましょう。
血糖値に関する商品でも、パッケージに表示されている機能は同じではありません。
表示の例には、次のようなものがあります。
これらは、すべて同じ意味ではありません。
たとえば、「食後の血糖値の上昇を穏やかにする」と表示された商品について、空腹時血糖やHbA1cも必ず下がると考えるのは、表示された機能の範囲を超えています。
健常域で高めのHbA1cに関する機能性表示食品を探している方は、 明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルトの対象者・研究結果・注意点 も確認してみてください。
一方、食事による食後血糖値の上昇が気になる方は、 トリプルヨーグルトが対象とする数値・飲むタイミング・注意点 も参考にしてください。
食後血糖値だけでなく、血圧や食後中性脂肪も気になっている方は、 カゴメトマトジューストリプルケアの3つの機能と対象となる数値 も参考になります。
商品を選ぶときは、「血糖値によさそう」という印象だけでなく、自分が気になっている数値と、商品の届出表示が合っているかを確認しましょう。
健康食品は、量を増やせば機能も強くなるとは限りません。
商品を利用する前に、パッケージや公式情報から次の項目を確認しましょう。
複数の商品を併用すると、同じ成分を重ねて取ってしまう場合があります。
複数の健康食品を併用している方は、 サプリの飲みすぎや成分の重複、薬との飲み合わせで確認したいこと も参考にしてください。
錠剤やカプセル状の商品を利用する場合も、目安量を超えて摂取しないようにしましょう。
医薬品を使用している方が健康食品やサプリメントを追加する場合は、事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
特に、次のような方は注意が必要です。
相談するときは、商品名だけでなく、パッケージ、成分表示、1日の摂取量が分かるものを見せると確認してもらいやすくなります。
健康食品を利用して体調に異変を感じた場合は、使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
健康食品は、食事、運動、必要な検査や治療を置き換えるものではありません。
「この商品を取っているから大丈夫」と考えるのではなく、生活習慣の見直しを続けるための補助的な選択肢として活用しましょう。けるための補助的な選択肢として考えましょう。
健康診断で血糖値やHbA1cが高めだった方が、疑問に感じやすい点をまとめました。
HbA1cが5.6%だったというだけで、糖尿病と診断されるわけではありません。
特定健診では、HbA1c5.6%以上が保健指導判定値の目安です。
糖尿病の診断値ではなく、将来の血糖値上昇を防ぐために、生活習慣や数値の推移を確認したい段階と考えましょう。
HbA1cが5.6%だった場合は、次の項目も確認してください。
前年から数値が上昇している場合や、ほかの検査項目にも異常がある場合は、健診機関や医療機関への相談も検討しましょう。
空腹時血糖100mg/dLは、特定健診の保健指導判定値に当たります。
そのため、100~109mg/dLは「少し高め」と捉え、生活習慣や今後の推移を確認したい範囲です。
ただし、空腹時血糖が100mg/dLだったというだけで、糖尿病を意味するわけではありません。
まずはHbA1c、前年までの結果、採血条件、健康診断の判定を確認しましょう。
高血圧、脂質異常症、肥満なども重なっている場合や、年々数値が上昇している場合は、医療機関への相談も選択肢になります。
どちらか一方だけではなく、血糖値とHbA1cの両方を確認することが大切です。
血糖値は採血前の食事や飲み物の影響を受けやすく、HbA1cは赤血球の状態などによって実際の血糖状態と一致しない場合があります。
結果が一致しない場合も、低かった方だけを見て安心せず、高かった項目と健康診断の判定を確認してください。
健康診断の前日だけ食事を減らしても、HbA1cが大きく下がるとは考えにくいでしょう。
HbA1cは、過去1~2か月程度の血糖状態を反映するためです。
一方、採血当日の血糖値は、食事から採血までの時間や、糖分を含む飲み物などの影響を受ける可能性があります。
健康診断の前日や当日は、検査機関から案内された食事・飲水の指示を守りましょう。
誤って水以外の飲食物を取った場合は、隠さず健診スタッフへ伝えてください。
空腹時血糖が高くなくても、食後に血糖値が高くなる場合があります。
一般的な健康診断の空腹時採血だけでは、食後に血糖値がどの程度上昇しているかまでは分かりません。
特に、次のような場合は、結果表の判定を確認し、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
医療機関では、必要に応じて75g経口ブドウ糖負荷試験を行い、空腹時だけでは分からない血糖状態を確認することがあります。
再検査を受ける時期は、血糖値・HbA1cの数値や、健康診断の判定によって異なります。
結果表に「3か月後に再検査」「早めに医療機関を受診」などの記載がある場合は、その指示を優先してください。
特に、次のような場合は、健康食品や生活習慣の見直しだけで長期間様子を見ず、医療機関へ相談しましょう。
結果表に再検査の時期が書かれていない場合は、健康診断を受けた機関や、かかりつけ医へ問い合わせましょう。
健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合は、一般内科、糖尿病内科、内分泌・代謝内科などで相談できます。
普段から受診しているかかりつけ医がいる場合は、まず健康診断結果を持参して相談してもよいでしょう。
受診時には、次のものを準備しておくと、医師が状態を確認しやすくなります。
糖尿病やその前段階では、自覚症状がほとんどないことがあります。
そのため、体調に問題がないという理由だけで、要再検査や要受診の判定を放置することはおすすめできません。
症状の有無だけではなく、血糖値・HbA1cの数値と健康診断の判定に沿って対応しましょう。
一方、強い口渇、多飲、多尿、理由のない体重減少、強いだるさなどがある場合は、次回の健康診断を待たず、早めに医療機関へ相談してください。に医療機関へ相談してください。
健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったとしても、その結果だけで直ちに糖尿病と診断されるわけではありません。
血糖値とHbA1cでは、確認している血糖状態の期間が異なります。
そのため、血糖値とHbA1cの結果が一致しないこともあります。
どちらか一方だけを見て判断するのではなく、採血条件や過去からの推移も含めて確認することが大切です。
特定健診では、空腹時血糖100mg/dL以上またはHbA1c5.6%以上が、生活習慣や今後の経過を確認する目安になります。
一方、空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上は、糖尿病の可能性を考えて医療機関で確認したい範囲です。
ただし、これらは健康診断における判定の目安であり、糖尿病の確定診断は、血糖値、HbA1c、再検査の結果、自覚症状などを含めて医師が判断します。
結果表に「要再検査」「要受診」「要精密検査」と書かれている場合は、健康食品や生活習慣の改善だけで長期間様子を見ず、指示された時期を目安に医療機関へ相談しましょう。
また、強い口渇、多飲、多尿、理由のない体重減少などがある場合は、次回の健康診断を待たずに受診してください。
健康食品や機能性表示食品を取り入れる場合も、必要な受診や再検査を済ませたうえで、食事・運動などの生活習慣を補助する選択肢として考えることが大切です。
健康診断の数値は、病名を自分で決めるためのものではなく、今後どのように行動するかを考えるための手がかりです。
必要以上に不安になりすぎず、まずは結果表の数値、採血条件、判定区分を落ち着いて確認し、必要な対応につなげましょう。まとめ|血糖値・HbA1cが高めなら、数値と健診判定を確認しよう
健康診断で血糖値やHbA1cが高めだったとしても、数値だけを見て自分で糖尿病と決めることはできません。
血糖値とHbA1cでは、反映している時点や期間が異なります。
そのため、血糖値は高いもののHbA1cは高くない場合や、血糖値は高くないもののHbA1cは高めの場合もあります。
低かった方だけを見て安心せず、採血条件や過去からの推移、健康診断の判定をあわせて確認しましょう。
特定健診では、空腹時血糖100mg/dL以上またはHbA1c5.6%以上が、保健指導判定値の目安です。
これは糖尿病の診断値ではなく、将来の血糖値上昇を防ぐために、生活習慣や数値の推移を確認したい段階です。
空腹時血糖110~125mg/dLまたはHbA1c6.0~6.4%の場合は、糖尿病の疑いを否定できないため、健康診断の判定に従って再検査や医療機関への相談を検討しましょう。
空腹時血糖126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上を指摘された場合は、生活習慣の見直しだけで長期間様子を見ず、医療機関で確認することが大切です。
糖尿病の診断は、血糖値、HbA1c、症状、必要に応じた再検査などをもとに医師が行います。
血糖値が糖尿病型を示し、同じ検査でHbA1c6.5%以上も確認された場合などは、1回の検査でも糖尿病と診断されることがあります。
また、強い口渇、多飲、多尿、理由のない体重減少、強いだるさなどがある場合は、次回の健康診断を待たず、早めに医療機関へ相談してください。
健康食品や機能性表示食品を取り入れる場合も、必要な再検査や受診を優先し、食事や運動などの生活習慣を補助する選択肢として考えましょう。
健康診断の数値は、病名を自己判断するためではなく、次に必要な行動を考えるための手がかりです。
必要以上に不安になりすぎず、まずは結果表の数値、採血条件、判定区分を確認し、必要な再検査や受診につなげましょう。
この記事は、以下の公的機関・学会の情報を参考に作成しています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断や治療に代わるものではありません。健康診断の判定や体調に不安がある場合は、医療機関へ相談してください。
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