- 2026年5月21日
【薬剤師が解説】ファンケル血圧サポートの口コミは本当?成分・効果・注意点を整理
ファンケル血圧サポートは、トリペプチドMKPとGABAを含む機能性表示食品です。薬剤師の視点から、口コミ・成分・研究デー……

「小林製薬の血圧ヘルプと、オリーブ&ギャバの恵みはどっちがいい?」
「どちらもGABA入りだけど、何が違うの?」
「GABAの量が多い方を選べばいい?」
血圧が高めの方向けの健康食品を探していると、この2商品で迷う方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、高めの血圧を中心に、価格や1日1粒というシンプルさを重視するなら「血圧ヘルプ」、血圧だけでなくLDLコレステロールや睡眠、ストレスなど複数の項目も意識したいなら「オリーブ&ギャバの恵み」が比較候補になります。
ただし、オリーブ&ギャバの恵みの方がGABA量が多いからといって、「血圧への効果も5倍強い」と考えることはできません。
この記事では薬剤師の立場から、血圧ヘルプとオリーブ&ギャバの恵みの違いを、機能性関与成分、GABA量、目的、摂取粒数、価格、注意点まで比較します。
最初に、2商品の違いを簡単に整理します。
血圧ヘルプが向いている方
オリーブ&ギャバの恵みが向いている方
血圧だけを目的に選ぶなら、血圧ヘルプの方がシンプルです。
一方、血圧+コレステロールなど複数の項目をまとめて意識したい場合は、オリーブ&ギャバの恵みの方が特徴は多くなります。
ただし、どちらも医薬品ではありません。高血圧を治療したり、処方されている降圧薬の代わりにしたりする商品ではない点は共通しています。
メーカー
小林製薬
食品区分
機能性表示食品
届出番号
I138
機能性関与成分
GABA
1日摂取目安量あたりのGABA
20mg
摂取目安量
1日1粒
主な届出機能
血圧が高めの方の血圧を下げる機能
内容量
30粒・30日分
メーカー希望小売価格
1,800円(税抜)
メーカー
和漢の森
食品区分
機能性表示食品
届出番号
K411
機能性関与成分
GABA
オリーブ由来ヒドロキシチロソール
松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3
1日摂取目安量あたり
GABA:100mg
オリーブ由来ヒドロキシチロソール:5.25mg
松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3:2.46mg
摂取目安量
1日2粒
主な届出機能
高めの血圧
LDLコレステロール
LDLコレステロールの酸化
血管のしなやかさ
睡眠の質
一時的なストレス・疲労感など
内容量
60粒・約30日分
このように、血圧ヘルプはGABAによる高めの血圧への機能に目的を絞った商品です。
一方、オリーブ&ギャバの恵みは、GABA以外の機能性関与成分も含み、より多くの項目を対象としています。
この2商品を比較するときに、最も重要なのはGABA量ではなく「何を目的に健康食品を選ぶのか」です。
血圧ヘルプの機能性関与成分はGABAです。
届出表示も、GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されている、という内容です。
そのため、
という方には比較しやすい商品です。
詳しくはこちら:
小林製薬 血圧ヘルプの口コミ・評判は?副作用や効果・注意点を薬剤師が解説
現在のオリーブ&ギャバの恵みには、GABAに加えて、オリーブ由来ヒドロキシチロソールと松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3が含まれています。
GABAには高めの血圧に加えて、睡眠の質、一時的なストレス・疲労感などに関する機能が報告されています。
また、オリーブ由来ヒドロキシチロソールにはLDLコレステロールの酸化を抑制する機能、松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3にはLDLコレステロールや総コレステロールを下げる機能などが報告されています。
そのため、血圧だけでなくコレステロールも気になる方にとっては、オリーブ&ギャバの恵みの方が目的に合いやすい場合があります。
詳しくはこちら:
オリーブ&ギャバの恵みの口コミ・成分・注意点を薬剤師が解説
比較すると気になりやすいのが、GABAの配合量です。
1日摂取目安量では、
となっています。
オリーブ&ギャバの恵みは、血圧ヘルプの5倍のGABAを含んでいます。
しかし、「100mgだから20mgの商品より血圧を5倍下げる」という意味ではありません。
機能性表示食品は、それぞれの商品で届け出られた科学的根拠や摂取条件に基づいて表示されています。
成分量だけを横並びにして、作用の強さを比例計算することはできません。
また、オリーブ&ギャバの恵みではGABA100mgが、血圧だけでなく睡眠やストレスなど複数の届出機能にも関係しています。
GABA量ではなく、自分が必要としている機能と商品の届出内容を見て選ぶのが基本です。
健康食品は毎日続けることを想定するため、価格と摂取粒数も重要です。
血圧ヘルプは30粒入りで、1日1粒が目安です。
メーカー希望小売価格は1,800円(税抜)なので、メーカー希望小売価格から単純計算すると税抜1日あたり約60円です。
血圧向けの商品をできるだけシンプルに、毎月の費用を抑えて続けたい方には比較しやすい価格帯です。
オリーブ&ギャバの恵みは60粒入りで、1日2粒が目安です。
楽天市場の和漢の森公式ショップでは、価格やまとめ買い条件、クーポンなどが変動します。
血圧ヘルプより価格は高めになりやすい一方、血圧だけではなくコレステロールなど複数の機能性関与成分を含んでいます。
単純に「高い・安い」だけでなく、自分が必要とする機能に対してその価格に納得できるかで比較するとよいでしょう。
血圧だけを目的に比較するのであれば、血圧ヘルプの方がシンプルで、費用も抑えやすいと考えられます。
一方、血圧に加えてLDLコレステロール、睡眠、ストレスなども気になる場合は、オリーブ&ギャバの恵みを1商品でまとめて検討できる点に価値があります。
したがって、
という選び方が分かりやすいでしょう。
販売価格や送料はショップによって変わります。
セット数やクーポンによって価格が変わるため、購入時点の条件をご確認ください。
どちらも健康食品ですが、「健康食品だから誰でも安心」という意味ではありません。
小林製薬公式では、降圧薬を服用している方は医師・薬剤師へ相談するよう明記されています。
また、疾病に罹患している場合や医薬品を服用している場合にも、医師や薬剤師へ相談するよう案内されています。
血圧ヘルプを始めたことを理由に、処方されている降圧薬を自己判断で減らしたり中止したりしてはいけません。
和漢の森公式でも、通院中や処方薬を服用している場合は、かかりつけの医師・薬剤師へ相談するよう案内されています。
また、ほかの健康食品と組み合わせる場合は、機能性関与成分が重複していないか確認しておくとよいでしょう。
特にGABAは、血圧向けだけでなく睡眠やストレス関連の商品にも配合されることがあります。
どちらの商品も、対象は高血圧を治療することではありません。
家庭で測っても高い血圧が続く、健診で医療機関への受診をすすめられている、すでに高血圧と診断されている場合は、健康食品だけで対応しないようにしてください。
関連記事:
血圧サプリを選ぶ前に知っておきたい注意点|薬剤師がやさしく解説
特に、「血圧向けの健康食品を初めて試すので、まず分かりやすい商品から比較したい」という方には候補にしやすいでしょう。
特に、血圧だけに目的を絞るのではなく、複数の生活習慣に関する項目をまとめて意識したい方に向いています。
GABA量だけで血圧への作用の強さを比較することはできません。
血圧ヘルプはGABA20mg、オリーブ&ギャバの恵みはGABA100mgですが、「5倍入っているから5倍効く」という関係ではありません。
それぞれの届出表示や研究根拠、目的に合わせて比較してください。
高めの血圧だけを主な目的にするなら、血圧ヘルプの方が成分構成がシンプルで、価格も比較しやすい商品です。
オリーブ&ギャバの恵みには、GABAに加えて、LDLコレステロールなどに関する機能が報告されている成分が含まれています。
そのため、両方を意識したい方はオリーブ&ギャバの恵みを比較候補にしやすいでしょう。
どちらにもGABAが含まれているため、基本的には同じ目的の商品を重ねて摂る必要性は高くありません。
複数商品を併用したい場合や医薬品を使用している場合は、自己判断せず医師・薬剤師へ相談してください。
降圧薬を使用している方は、健康食品を追加する前に医師・薬剤師へ相談してください。
健康食品を使用することを理由に、処方されている薬を自己判断で減量・中止してはいけません。
血圧ヘルプとオリーブ&ギャバの恵みは、どちらもGABAを含む機能性表示食品ですが、商品の設計はかなり異なります。
血圧ヘルプ:
GABA20mg・1日1粒。高めの血圧に目的を絞った、比較的シンプルな商品です。
オリーブ&ギャバの恵み:
GABA100mgに加え、オリーブ由来ヒドロキシチロソール、松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3を含みます。血圧だけでなく、LDLコレステロール、睡眠、ストレスなど複数の項目に関する機能が届け出られています。
そのため、選び方を簡単にまとめると、
となります。
GABAの配合量だけを見て「どちらが強い」と判断するのではなく、自分が何を改善したくて商品を選ぶのかを整理することが大切です。
また、どちらも高血圧を治療する医薬品ではありません。血圧が高い状態が続く方や、降圧薬を服用している方は、健康食品だけで対応せず医師・薬剤師へ相談してください。
血圧ヘルプを確認する
オリーブ&ギャバの恵みを確認する
※本記事は、公式情報・公的情報をもとに、一般の方向けに分かりやすく整理したものです。
※本記事は病気の診断・治療を目的としたものではありません。高血圧で治療中の方、医薬品を服用している方、医療機関への受診をすすめられている方は、自己判断せず医師・薬剤師へ相談してください。
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